今さら何を言ったところでどうにもならないけど…
単純労働って何だ？

どんな労働にも誰かの役に立っているという意義があり…
どんな労働にも技能、効率、創意、配慮、そして何より心が必要だ。

それを単純労働と高度な技能を要する労働に線引きする考え方って…
本当の労働を経験したことがない人間が考えるからこうなるんだろう。

キツイ、キタナイ、キケンって若者の職業観を散々煽った挙句に…
国内労働力（特に若年層）がやりたがらない労働を外国人で補うって…
いったいどこまで御都合主義なんだ？
こんな愚策に走らざるを得ない状況を作ったのは一体誰なんだ？

役人や政治家が労働の本質も知らずに机上論と数の横暴で法を決める。
しかも机上論って言ったって都合のいいように加工されたデータが原資。
日本人の労働者に対しても外国から来る人達に対してもこれは無礼だ。
こんなんじゃそのうち外国人労働者からも愛想尽かされるよ。

漁師さんが沖に出なければ我々は魚を食べられない。
畜産農家が毎日家畜の世話をしなければ我々は肉を食べられない。
農家が土や泥にまみれて作物を育てなければ我々は野菜や米を食べられない。
土工さんや大工さんがいなければ我々が安心して眠る場所はない。

車やスマホやSNSやゲームアプリはなくてもとりあえず生きてはいける。
あっ、居酒屋もそうだね。。。

我々の生命、生存に直結する労働、つまり生活必需な労働が敬遠され…
なければないでどうにかなる嗜好的な労働がもてはやされる。

ここを正すのが本来の政治なんじゃないか？

働かないのに充分に生活出来てる人…
働けるのに働かない人…
働きたいのに働けない人…
まだまだ国内に老若男女を問わず潜在的労働力は埋もれてるよ。

ってことで…

翔斗が鰯のすり身で自家製つみれを仕込んだよ。
このつみれだってね…
いろいろ試行錯誤して、手が凍るような思いをして、そして真心込めて…
絶対に単純労働なんて言わせない作業で仕込んでるんだよ。

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