立川のそば店「立川熟成寝かせ蕎麦（そば）たかや」（立川市羽衣町3、TEL 042-595-6922）が8月16日、期間限定で子ども食堂を始めた。（立川経済新聞）

【写真】「立川熟成寝かせ蕎麦たかや」子ども食堂チラシ

　小学生を対象に「子ども三種盛りセット」を平日の6日間、無料で提供する。メニューは、粉のひき方を変えた「せいろ」「粗びき」「田舎」の3種の自家製そばに、カラフル野菜の小山農園（西砂町3）のビーツドレッシングをあえて食べる地元野菜のサラダ、伝統江戸東京野菜である西野農園（国立市谷保）の内藤カボチャの天ぷら、鶏胸肉の天ぷらを添える。

　「地元野菜とそば文化を知ってもらうと同時に、夏休みの母親の負担を減らしたい」と話すのは女将（おかみ）の高橋知美さん。「私自身も2児の子育て中に、3食の支度に追われる夏休みは本当に大変だった」と振り返る。「お母さんの息抜きと同時に、地元農家のご苦労を感じたり、そばの実のひき方で味が変化する日本そばの食文化に触れたりする機会になれば」と期待を込める。

　実施期間は、8月16日～18日、23日～25日。1日30食限定。対応時間は11時30分～15時・17時30分～21時。15時までは子どもだけの来店も可。月曜・火曜定休。