収穫期に入り、夏野菜も本格化！

昨夏、表参道『Cafe LA BOHEME』という大好きなグローバルダイニングさんのお店へ行った時、店内にはウクライナの国旗カラー、青と黄色のチャリティードリンク「SLAVA UKRAINE」のポスターを見かけ、募金以外に何か出来ないか？などと更に深く考えておりました。
グローバルダイニング長谷川耕造社長も積極的に支援活動をしている姿に感銘しました。
少しだけグローバルダイニングさんとお仕事させて頂いたこともあるので、いつの日にかお会いさせて頂きたいと夢見る日々です。

そんな中、収録がありました。

東京、立川にも避難されているウクライナの方々がおります。
それから２ヶ月後ボランティア団体より連絡を頂き、ウクライナの方々が少しでも元気になれば…ということで小山農園のヨーロッパ野菜をご提供したところ、とても喜んで頂きました！
ヨーロッパ野菜で作った祖国の料理で元気になれた…と連絡を頂きました！

もっと元気になって頂きたく思い、昨年畑に招待しましたが、まだ、日本に来日して間もないし、異国の人と接するのに言葉のカベもあり、抵抗感もあり、少し時間をかけることにしました！
その結果、だいぶ日本にも慣れたということで畑で収穫体験をして頂けることとなりました！
少し言葉を学ぼうと思いましが…まず、『キリル語』がまったく読めないし、発音も音頼りにと思いましたが…まず、無理でした…。

取材当日、ウクライナの皆様と畑で挨拶、『コンニチワ！』と先に挨拶して頂きました！
私に色々と話し掛けてきて…何を言ってるのかさっぱりなので、通訳して頂くと『久々に土を触った、それが嬉しい！』と！それからは笑顔の時間が続きました！
たまに隣の横田基地に離発着する軍用機が来ると皆様…少し顔を曇らせる表情が印象的でした…。

首都キーウの出身者が多く、収穫体験がとても新鮮で気分転換になったと喜んで頂きました！
1人のお婆様が何かを見つけ一目散に歩いていきました…その先には小山農園の代名詞『ビーツ』畑エリアでした！もちろん、収穫して頂きました。
さすが『ボルシチ』の国です！

ウクライナのビーツに比べると東京の土の影響なのか日本のビーツは赤いそうです。ウクライナのビーツは赤黒いというイメージだそうです！
さっそく、畑でビーツサラダを作り『東京ビーツドレッシング』を掛けて皆様に召し上がって頂きました！
『異国の地で母国の野菜、しかも新鮮なものが食べられるなんて思わなかった…』と大変喜んで頂きました！
『東京ビーツドレッシング』の作り方を教えて欲しいと言われたも驚きました！
ウクライナの皆様、ビネガー系のドレッシングが好みです！
『東京ビーツドレッシング』をベタ褒めして頂き最高に嬉しかった！
それ以上にビーツを知り尽くしている国の皆様に褒めて頂けるのは感無量でした！
言葉は一切分かりませんでしたが、世界の共通言語は『美味しい！！』ですね！

最後は肩組み写真撮影する仲になりました。

どんな思い、どんな経験をなされたかは分かりませんが…少しでも気分転換となるのならば畑、いつでも提供させて頂きます。
ビーツに拘り続けて10年、こんな日がくるとは思いませんでした…。

ビーツ農家だから出来ること、積極的に取り組んで参ります！

この模様は来月、オンエア予定です！