箸が転んでもおかしい年頃ってのは今風に言えばJK世代かな？

男には箸が転んでも理屈をこねる年頃があって…
あれは30代後半だったか…
会社の同僚三人、歌舞伎町の居酒屋で一杯やってた時だった。
お通しに出されたマカロニサラダを前にマカロニとスパゲティのどっちが先輩か？
そりゃスパゲティだろ！
なんでだよ？
だって俺が生まれて最初に食ったのはスパゲティだもん。
いや、たぶんマカロニを作る時にくり抜いた芯がスパゲティなんじゃねーか？
あぁだったらスパゲティはマカロニの副産物ってことか…
それだったらマカロニが先輩ってことになるなぁ…
いわゆる鶏が先か卵が先かの哲学には程遠い論争を延々とやってた。
その日は結局終電を逃すハメになって…
ラブホのフロントのオバちゃんに頼みこんで野郎三人枕を並べる妙な夜だった。

今にして思えばさぞかし滑稽な光景だったんだろうなぁ…
だけどね…
当時は営業の最前線で頑張ってた時期で…
あぁ言えばこう言う応酬話法だとか…
仮説を立てて論破する説得力だとか…
こんなくだらない理屈のこね合いだけど案外役に立ったんじゃないかな？

で、話しは変わって昨日メニューアップしたアレ。
玉袋…否、半熟卵と牛スジのいなりだった。(^^ゞ
お陰様で仕込んだ数量完売で今日も仕込むんだけど…
実はね…
いろいろ新メニュー考えてる時にどうもイマイチだなぁ…
そんな感じで詰まってしまって考えるのをやめたんだよね。
そしたらなぜか玉袋筋太郎って名前が頭の中でぐるぐる回って…
タマゴ・フクロ・スジで何か出来ないか？ってなって…
そこからイメージが膨らんでやってみたってのが本当のところで…
つまり、名前が先で料理が後っていうパターン。
それだけに…
ボツになったけど「玉袋筋太郎」って名前にこだわってしまったんだよね。

なんか不思議だよね…
玉袋筋太郎さんっていう芸人がいるのは知ってたけど…
失礼ながらどんな芸風かなんて知らないし…
顔も思い出せないし…
普段気にするような人でもないんだけどね…
なんで頭の中に名前が出て来たんだろう？
いずれにせよ玉袋筋太郎さんには感謝しないとね！

まぁ楽曲を作るにも詩が先の場合もあれば曲が先って場合もあるし…
先に名前を決めてそこから発想する方が自分には合ってるのかもね。
次は福山雅治で考えてみるか…(笑)

さて…
京都舞鶴港水揚げ、8キロオーバーのヒラマサ！
刺身＆カマ焼きでどーぞ！

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