地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、立川の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

立川の地域情報サイト「まいぷれ」立川市

まいぷレンジャー!

伝統を感じる 第19回 西砂川地域ふれあい松明祭

2012年8月26日に開催された『第19回西砂川地域ふれあい松明祭』

西砂川地域に古くから伝わるお盆の伝統行事である松明をメインに、いろいろな出し物や模擬店なども出店して、地域の人々が伝統を受け継いでいる夏祭りです。
松明祭りは西砂川小学校の校庭を使用して、午後4時~夜8時の間で開催されていました。
西砂川地域の伝統行事であった松明は、その昔、旧砂川町でお盆の行事のひとつとして先祖の霊をお迎えする迎え盆(7月14日)の迎え火、及びお送りする送り盆(7月17日)の送り火として、いわば霊が道にまよわないで行き来できるようにと昭和30年代中頃まで、民家の軒先や五日市街道に出て、盛んに行われていたといいます。
しかし、その後は町の人口の増加と共に街道も車の往来が激しさを増し、麦を栽培する農家も少なくなり、松明行事は一時期、自然消滅を余儀なくされましたが、伝統行事を絶やすまいとの地元の人々の思いから復活。「西砂川地域ふれあい松明祭」のメイン行事として毎年行われているものです。
そして松明に使用する麦わらは毎年松中小・西砂小の児童が栽培し、刈り取った麦わらを使っているそうです。
地域の人々が作った模擬店のほか、子供たちはサッカーのチャレンジゴールや吹き矢、そして大人たちは盆踊りや和太鼓を楽しみながら、日が暮れるのを待ちます。
そして夜7時。いよいよメイン行事の“松明回し”が始まります。使用する松明の作り方はその年獲れた麦わらを直径50cmほどにわら縄で束ねあみあげ、持ちやすい様に1.5m位の縄をつけておきます。。
その松明の根元に火を付け、縄を持って威勢良く頭の上でぐるぐる回します。すると松明が真っ赤に燃えてパチパチと音をたて火の玉となって回り、暗闇が炎と煙に包まれていきます。勇壮かつ幻想的な光景が夏の夜を彩ります。
8月25(土)・26日(日)立川では至る所で夏祭りが開催されていました。その中のいくつかを紹介します。□立川諏訪神社例大祭 □第4回 たちかわフラフェスタ □錦おまつり広場 □第21回曙まつり・曙町祭礼パレード □錦中央祭り □羽衣まつり

PICK UP 立川のお店 ~~

    人気のキーワード