地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、立川の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

立川の地域情報サイト「まいぷれ」立川市

Cute Movies

世界の中心で愛をさけぶ

監督:行定 勲

これを純愛と言わずして何と言う!?
というほどの、ピュアなラブストーリー「世界の中心で愛をさけぶ」。

朔太郎と亜紀、高校2年のほんの数ヶ月の間に一生分の恋をしてしまった二人の想い出を中心にドラマが流れていきます。

大きな台風が近づいていたある日、結婚を目前にひかえた朔太郎(大沢たかお)の彼女、律子(柴咲コウ)が突然いなくなってしまう。
律子がいなくなった夜、友人リュウ(宮藤官九郎)の店で見た台風上陸のニュース。朔太郎はその画面の中に律子の姿を見つける、朔太郎の故郷四国の空港だ。
律子を探すために四国へ向かった朔太郎は、故郷を歩いているうちに高校時代の想い出をたどっていく。高校2年の頃の恋人亜紀(長澤まさみ)と自分の思い出だった・・・


太郎(森山未來)と亜紀の高校時代が、まさに自分の高校時代の頃と年代がかぶっていて、みていてとても引き込まれてしまいました。ラジカセで深夜放送を聞
いていたこと、ウォークマンでカセットを聞くのが一番かっこいいと思っていたこと、50ccのバイクにのっている男の子にあこがれたりしたこと・・・

20年前の時代がスクリーンに映し出されると、それだけで郷愁を感じて涙が出てきちゃいました。そうそう、そうだった、そんなことあったなぁ、って。

現在の朔太郎役の大沢たかおと、高校時代の朔太郎役の森山未來がとても顔が似ていて、全然違和感がなく見られます。すごくかっこいいわけでもなく、シャイで、でも本当に亜紀を好きだという朔太郎がとても自然に演じられていて好感が持てました。

大泣きしてしまうシーンはここ!
というのではなく、物語全体の中で、人によって涙が出てくるところが違うような気がします。現に私は誰も泣いてないようなシーンで涙が出てきてしまった。。。

昔を思い出して涙したい人、ただ泣きたい人、ピュアな気持ちになりたい人、ぜひおすすめです。どっぷり映画にのめりこんでください。

text by...  たるぴ

2004/05/08