まいぷレンジャー!
目指せ、クリケットの町あきしま!! 【まいぷれニュース・2014/05/05】
イベントや出来事を実際に見て聞いて体験して、みなさんにお届けしている「まいぷレンジャー」。
今回は、クリケットが手ぶらで体験でき、女子日本代表の試合を目の前で観戦できるイベントがあると聞きつけ、取材に行ってきました♪
実は僕、このスポーツを知りませんでした。
前回、昭島の町あるきイベントに参加し、
昭島観光まちづくり協会の國井さんにいろいろお話を伺い、知ったというところです。
だってね、「クリケット」と聞いて、
僕:「あー、馬に乗ってボール打つやつですか?」
國井さん:「違う違う、それはポロね。よく間違われるんだよね」(笑)
って笑いながら、クリケットについて教えてくれたんです。
それから興味が湧いてちょっと調べてみたので、
“U太郎プレゼンツ、クリケット講座~”
実は、競技人口がサッカーに次いで球技として世界第2位(世界100カ国以上でプレイ)という世界的にみると超メジャーなスポーツ!!
しかし日本での競技人口は外国人含めて1,500人くらいというから驚きです。
いったいどんなスポーツなのか?
クリケットはイギリスが発祥です。半径70メートルほどのフィールド(野球場と面積は同じくらい)に1チーム11名×2チームがバットとボールを用いて行う競技。
そう、野球の原型になったのがクリケットとも言われているんです!
驚いたのが、国対抗の試合は1試合に4~5日もかけて行われること。
長い長すぎます! モチベーションを保つのが大変そうですよね。
(近年、短い時間で行うワンデイマッチという試合が人気を集めていますが、その試合でも約7時間ほどかかるようです)
そして面白いのが、ゲーム形式によって2時間に1回紅茶を飲みながら談笑するという優雅なひとときが訪れること♪
勝敗よりも何よりも社交を大切にした、紳士・淑女のスポーツなんですね。
あ~僕にぴったりぃ。
因みに、世界のクリケット選手のトップクラスの年収は2億円以上!!
日本の競技人口が1,500人程度。
もしかして、もしかしてぇ・・・
ちゃんと練習すれば、1億円プレーヤーも夢じゃないかもーー☆☆
まぁ、うんちくはこの辺にして、実際に見てもらったほうが早いので、その他詳しいルールなどは「
日本クリケット協会」に分かりやすく載っているので、そちらも見てね♪
ではココからクリケット体験記はじまりますよ~。
手前が『投手(ボーラー)』で、奥の大人が『捕手(ウィケット・キーパー)』です。
クリケットってボールの投げ方に特徴があるんですね。
腕をピーンと伸ばし、そのまま側転する要領で地面にボールを叩きつける!
打者の手前でワンバウンドさせるのが良い投げ方なんだとか。
僕も投げさせてもらいましたが、このワンバウンドさせるのが思いのほか難しい!
ノーバウンドでしか投げられず小学生も失笑。。。
『ボール』
体験会で使われていたのはゴム製のもの。
子どもの頃に野球で使ったゴムボールのイメージ。
体に当たっても痛くなかったです。
ちなみにプロの試合などで使われているボールは、コルクの芯にウール糸を巻き皮革で包んだよって代物。
野球の硬式ボールより固くカッチカチ、守備の人はそれを素手でキャッチすることにびっくりです。
『バット』
ボートのオールのような形をしています。
長さが1m弱、幅が10cmほどで、ヤナギの木で作っているそうです。
そして野球のように金属製のものはないんだって!
一番下のバットはプラスチック製、体験会で使われていたものです。
中が空洞なのでそれほど重くなく、子どもでもブンブン振り回せます!!
『ウィケット』
3本の棒(スタンプ)を立て、その上にベイルをおいた物。
空振りしてこれに当てられると一発でアウトです! きびしーい!
そして面白いのが、打者は360度いろんな方向に打ってOKなんです。
向かってくるボールをキャッチャー方向に打っちゃいます。
体験会には家族連れの方もいて、小さな女の子も参加していました♪
早稲田大学、中央大学にはクリケットのサークルがあるようで、女子学生も来ていました。
いろんな人が一緒になって楽しめるスポーツなんですね♪
体験会で一緒になり、撮影に協力していただいた「拝島第二小学校」の生徒さん。
学校には既にクリケットのクラブがあり、彼らもそこで活動しているそう。
どおりで上手なわけだ・・・。
僕が投手をやらせてもらった時、ボコボコに打たれたもんなぁ。
体験会の後は女子日本代表の試合を観戦!!
女子日本代表(左) vs オーストラリアのクラブチーム(右)
オーストラリアの選手は高校生くらいの若い選手もいました。
試合が始まると打者の上手さに驚きました。
守備が薄いところをピンポイントで狙い打ちです。
さすが!!選ばれた選手たち!!
結果は女子日本代表が快勝!
みんなで仲良く集合写真です。
国際交流の促進などを目的に行われた日豪親善試合。
結果は女子日本代表が快勝!
今回の相手チームであるオーストラリアでは、クリケットは国技と言えるほど歴史があるようで、ピクニックやバーベキューをする時には必ずといっていいほど草野球ならぬ草クリケットをするほど人気なんだそうです。
そんなクリケット強豪国であるオーストラリアとの試合で勝利、うれしいですね。
これが良い最終調整にもなったのか、5月6日から開始された「東アジア太平洋地域女子クリケット選手権2014佐野」では、リーグ戦を全て勝利し決勝戦進出!
決勝戦はパプアニューギニアと対戦し「113対100」の僅差で敗退。
惜し~い。 でも準優勝ですよ! 凄い!
女子日本代表は、秋に韓国で開催されるアジア大会への出場も決定していて、結構強いんです!!
未来のクリケット日本代表は君かも!?
世界的に見ればメジャーなクリケット。
しかし日本では野球やサッカーに押されマイナーなスポーツとなっています。もっとなんとかできないか?これじゃあイカンと立ち上がったのが日本クリケット協会。
その取り組みに賛同したのが、
昭島観光まちづくり協会です。
今回のイベントは実際に見て、体験して、楽しみながら多くの方にクリケットを知ってもらいたいと企画したものです。
昭島市の小学校(16校)、中学校(7校)では既にクリケットの普及・浸透さらには人材の育成を図る活動をしています。
この普及活動の成果がすでに現れてきているようで、
“最近は学校でも流行っているんだよ! いろんな方向に打つのが野球と違って楽しい♪” そう教えてくれたのが「拝島第二小学校」の生徒さん。
学校には既にクラブチームがあり、メンバーは20人を超えているんだそうです。
すごい! 少年野球と同じかそれ以上の人数じゃないですか!
この子たちが成長し、昭島を中心にどんどんクラブチームを発足させ、関東大会、全国大会、果ては世界大会を昭島で開催して欲しい!
多くの日本代表選手が昭島から出て、
“クリケットといえば昭島”、“昭島といえばクリケット”そう呼ばれる日も遠くないかも♪
僕たちまいぷれ立川もそんな日が一日でも早く迎えられるよう、応援していきますよ~!!
今回撮影にご協力いただいた関係各所、一緒にクリケットをしてくれた皆さん。
ありがとうございました。
僕はまず、腕を伸ばしてボールが投げられるよう練習します。来年は見違えるほど上達してますよ。期待しててね(笑)
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