地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、立川の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

立川の地域情報サイト「まいぷれ」立川市

Cute Movies

こねこ

監督:イワン・ポポフ

これぞネコ映画の決定版!
にゃんこ好きの為の、チョーカワイイにゃんこ映画!

モスクワに住む音楽家一家の兄弟が、
冬のある日ペット市場で一匹の子猫を貰ってきます。
“チグラーシャ”と名付けられたかわいい子猫。
チグラーシャは日本風に言えば“トラちゃん”といった意味で、
トラ猫の愛称です。

貰われて家族の一員としてなじみ始めた頃、チグラーシャは窓から
トラックの荷台に落ちてしまいました。

ここからチグラーシャの冒険、この映画の始まりです。
トラックはチグラーシャを載せたまま見知らぬ街へ走り去っていきます。
家族の懸命の捜索もむなしく見つけることが出来ません。
チグラーシャも我が家を探し歩き回りますが、たどり着く事は出来ません。

そんなチグラーシャが見知らぬ街で出会った猫によって、
雑役夫フェージンの住む屋根裏にたどり着きます。
フェージンの元にはたくさんの猫達が住んでいて、
チグラーシャはフェージンと猫達と過ごすあいだ、
いろいろな経験をし、そして最後は家族の元へたどり着きます。

フェージン役のアンドレイ・クズネツォフは、ロシア屈指の猫の調教師。
出演している大勢の猫達は、彼の調教の元サーカスに出演している猫達です。

見た目はその辺にいるノラと同じ、特に血統書のついていそうな猫でも、
目立って可愛らしい美猫でもないのですが、とにかくその演技とは思えない
とても自然でのびのびとした様子が可愛らしく、一度観たら忘れられない
珍しい映画と思えるのではないでしょうか?

一匹一匹に個性を感じます。主役のチグラーシャだけでなく、
出演している猫全てがそれぞれに人生を持っていて、
個性があるように思えるのです。

この映画がきっかけになったのかどうか、公開翌年には
“ククラチョフの猫劇場”という、猫のサーカス劇団が来日しました。
今年も7/20~8/12にル・テアトル銀座にて開演されます。
料金:¥4500(税込・全席指定)
キョードー東京にてチケット発売中

「こねこ」は、ビデオ・DVDが(株)紀伊国屋書店から発売されています。
猫好きはモチロン必見、そうでない人もゼヒ一度猫達のすばらしい演技をご覧下さい。

ところで、ジンガロ(曲馬団)が来日するウワサは、
ウワサで終わってしまったんでしょうか?
ジンガロについては、「ジェリコー・マゼッパ伝説」という映画が数年前に、
渋谷:シネマライズで公開されてました。
馬好きはこちらのビデオで、ご堪能下さい。

text by...  ris

2001/05/15

人気のキーワード