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まいぷレンジャー!

第57回NPO法人マザーシップイベント

ピンクリボンチャリティーコンサート 2012年10月21日(日)

NPO法人マザーシップ主催によるピンクリボンチャリティーコンサートが開かれました

 1980年代、アメリカで始まったピンクリボン運動。乳がんで亡くなられた患者さんの家族が「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったリボンからスタートした乳がんの啓発運動です。
 乳がん患者が増えつつあった1980年代のアメリカで、行政、市民団体、企業などが乳がんの早期発見を啓発するためのイベントを展開したり、ピンクリボンをあしらった商品を頒布して、その売り上げの一部を財団や研究団体に寄付するなど、積極的に取り組み、市民や政府の意識をかえていきました。
 そしてこのピンクリボン運動は欧州や日本にも広がり、今や世界的な運動となっています。
NPO法人マザーシップ・ピンクリボン
 毎年10月は、乳がんの早期発見を啓発するピンクリボン月間。NPO法人マザーシップでは、この運動を広めるため、ピンクリボンチャリティーコンサートを4年前から開催し、啓発に努めています。
 NPO法人マザーシップを代表で、井上レディースクリニックの院長を務める井上裕子先生は「乳がんは早期発見が大切です。欧米の乳がん検診受診率が7~8割に対し、日本は3割以下と、国の目標の5割にも遠く及んでいません。乳がん検診による早期発見がいかに重要なのかをもっともっと広めていきたいです。」と語っています。
 そして、毎年10月の第3日曜日は「ジャパンピンクリボンサンデー」として、全国100ケ所以上の施設で、仕事・子育て・介護などで日曜日にしか受診に行けない女性のためにマンモグラフィー検診を実施しています。これに立川の井上レディースクリニックも参加しているのです。
 “ジャパンピンクリボンサンデー”に合わせるかたちで開かれたピンクリボンチャリティーコンサート。普段、なかなか生演奏を聴く機会に恵まれない人々のために企画されました。会場となったのは、80年以上の歴史をもつ立川印刷所に併設されたホール・Yamas Follies。
 第一部で演奏した「結」は、このチャリティーコンサートのために結成されたアマチュア・ユニットです。このユニットを結成した井上代表は、
 「私の周りには“歌上手”“音楽上手”が多くいます。私はそんな自称ミュージシャンを繋ぎ、ユニット“結”として、このコンサートのために集まってもらいました。今回は職種、世代、音楽の趣味も異なる3人が、哀愁の秋をテーマに、懐かしくて、心にしみる歌を披露します」と語っていました。
★ボーカル 高木 駿
カフェこもれび家のイケメン店主。高校生の時に音楽を始める。ビジュアル系ロックでプロを目指したこともあるという。現在はゴスペルグループに入り活動をしています。

お店の詳しい情報は・・・
★ピアノ 巖木 静
井上クリニックの助産師。趣味がピアノという巖木さんは、小学校入学とともにピアノを始め、現在でも、仕事の気分転換に弾き続けています。
★ギター 師岡正廣
こだわりの蕎麦屋・萱草庵の店主。ストーンズやクリームなど60~80年代に活躍したロックバンドに憧れ、高校生の時に始めたというギター。今では8本のギターを所有するというこだわり派。
 そして第二部は、ジャズシンガーの広沢純子さんのライブ。5歳でピアノを始めた広沢さん。桐朋学園在学中にジャズに興味を持ち、ジャス理論などを学んだ後、2年間ニューヨークで本場のジャズを勉強します。以来、都内のホテルラウンジなどに出演。哀愁のある歌声とユニークなトークで聴く人々を魅了しています。
 
 1988年に設立されたNPO法人・MOTHER SHIP。新しい命を生み出し育む「母なる船」という意味が込められ名づけられました。
 代表の井上さんは、「私たちはこれからも“優しさの連鎖”“命の尊さ”を伝えていくために、この活動を永続的に続けていきます。」と語っていました。

 NPO法人マザーシップでは、ピンクリボン運動の他にも、以下の運動に積極的に関わり、応援をしています。
 ●レッドリボン・・・エイズへの理解を深める運動
 ●オレンジリボン・・・子育て支援(児童虐待防止)の運動
 ●ティール&ホワイトリボン・・・子宮頸がん検診啓発運動

詳しい活動内容を知りたい方はこちら・・・
 

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